
おかげさまで1周年。
みんなでたのしくお祝いしたい!ということで、
まさに今工事中の「ぱんの窓」づくり、せっかくならみんなでやってみよう!ということになりました。
何をするかと言うと・・・しっくい塗り。

しっくいって、みなさん見たことありますか?
お城のカベとかにぬってある、アレです。
日本古来の壁塗り材である「しっくい」。
今回使わせていただいたのは、120年も前から続いている窯からできた「しっくい」です。
しかも天然の石灰石(運動場で白線を引くときににつかう白い粉)からできた生石灰と
海の海苔、そしてスサ(麻)でできている、100%天然素材のしっくい。
はじめて王様も生のしっくいを見ましたが
海苔が入っているせいか、ほんのり磯の香りがします。
感触は・・・お砂場で泥んこ遊びをして、ホットケーキをつくったときの、あの感じ笑
やわらかいけどトロトロではなくて、コテですくうとボタッと落ちる感じです。
ドラム缶に入っているしっくいを、上の写真の四角い取り板にとって、
コテですくってカベに塗る・・・という作業を、みんなでやってみました。
やはり目立つ外装は左官さんにお願いして、店内側のしっくいを塗ってみました。

こんな感じです。
リフォームをお願いしているbene vivereの磐梨さんから、「壁ぬり大臣」に任命された姫が、住民のみなさんに塗り方を伝授。

右のお兄さんが磐梨さん。
王様と一緒にマーケティングの勉強をしている仲間です。
しっくいの感触はこんな小さい子にも、オトナにもなにやら夢中にさせるものがあるようで・・・



訪れるみなさん、次々と楽しんでしっくいを塗ってくださいました。
まあ、一生のうちにしっくいを塗ることなんて、業者さんにならない限りはそんなにないと思います。
王様も貴重な経験をさせていただきました!

そして、半日ずっと壁をぬりつづけていた姫。
じつはしっくい塗りの作業が相当気に入ったようで・・・
「こういうバイト、ないかなぁ」
などとつぶやいていました。
彼女は、本当に職人さんになっちゃうかもしれませんね笑
そんなこんなで、みんなで塗った「ぱんの窓」内側の壁。
味のある仕上がりになっています。
ぜひごろねのくにに来て、実際に見て確認してくださいね。